『アテヌキという地名（アテヌキというちめい）』

『民間伝承』第十二号四頁の高木君報告に、当貫または苦楝木と書いて、アテヌキと呼ぶ地名が香取郡東部に多いとあるのは、自分には興味がある。苦楝は本名オウチ、すなわち古書に誤って樗の字を宛てている木のことで、一種その樹実の味苦いものが、薬用として …

著者	柳田国男
ジャンル	歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本
初出	「民間傳承二卷二號」民間傳承の會、1936（昭和11）年10月20日
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約5分（500文字/分）
朗読目安時間	約7分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

梟（さら） 忌（いみ） 楝（れん） 海上（うなかみ） 匝瑳（そうさ） 壱岐（いき） 山武（さんぶ） 強（し） 懸（か） 斬（き） 木履（ぼくり） 本草（ほんぞう） 栽（う） 細膩（さいじ） 豊後（ぶんご） 重衡（しげひら）