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御足
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おみあし
ふりがな文庫
“
御足
(
おみあし
)” の例文
陛下の
御足
(
おみあし
)
に穿かせられました、その御靴はそもそも何によつて製せられたものでござりまするか? つらつら考へまするに、世界広しといへども
ディカーニカ近郷夜話 後篇:02 降誕祭の前夜
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
正「
御足
(
おみあし
)
を切るというのは
強気
(
ごうき
)
といけませんから、切らずに御全快になるような事をお話し申したいんですが」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「それはそれは、御不都合な、つい話に実が
入
(
い
)
りまして、まあ、とんだ
御足
(
おみあし
)
を留めましてござります。」
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その玉のような白い花は、御釈迦様の
御足
(
おみあし
)
のまわりに、ゆらゆら
萼
(
うてな
)
を動かして、そのまん中にある金色の
蕊
(
ずい
)
からは、何とも云えない
好
(
よ
)
い匂が、
絶間
(
たえま
)
なくあたりへ
溢
(
あふ
)
れて居ります。
蜘蛛の糸
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
蕨
(
わらび
)
狩りはどうだい、たれかさんの
御足
(
おみあし
)
が大分重かッたっけ」
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
▼ もっと見る
「奥様、
御足
(
おみあし
)
でも
撫
(
さす
)
りましょうか」
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
その
御足
(
おみあし
)
は、果してどんな
御足
(
おみあし
)
でござりませうか? どう内輪に見ましても、純白の砂糖ででも出来てゐなくては叶ひますまいと存ぜられまするが。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:02 降誕祭の前夜
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
「えい、奥様を見付けたのでございます。方々探して知れなかったも道理、こんな処に隠れていらっしゃるんだもの、今日の
御足
(
おみあし
)
は
徒
(
むだ
)
にはなりませなんだ。いかが
計
(
はから
)
いましょう。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
痛む方の
御足
(
おみあし
)
へ斯う枕を
取外
(
とりはず
)
す時には、何うも男の手では痛いから、女が
宜
(
い
)
いけれども慣れない
中
(
うち
)
は痛いと仰しゃって、
私
(
わたくし
)
にばかり仰せ附けでございますが、私が居りません
後
(
のち
)
は
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
若旦那の
御足
(
おみあし
)
を切らずとも御全快になりましょうと思いますが、
如何
(
いかゞ
)
でしょう
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
苟
(
かりそ
)
めにも
男女
(
なんにょ
)
七才にして席を同じゅうせずで、一つ寝床へ女と一緒に寝て、
他
(
ひと
)
に悪い評でも立てられると、修行の身の上なれば甚だ困ると断ると、左様ならば
御足
(
おみあし
)
でも
擦
(
さす
)
らして下さいましと云った
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
“御足”で始まる語句
御足方
御足許
御足労
御足高
御足高被下之