トップ
>
『蜘蛛の糸』
ふりがな文庫
『
蜘蛛の糸
(
くものいと
)
』
ある日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。池の中に咲いている蓮の花は、みんな玉のようにまっ白で、そのまん中にある金色の蕊からは、何とも云えない好い匂が、絶間なくあたりへ溢れて居りま …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「赤い鳥」1918(大正7)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
下
(
おろ
)
尋
(
き
)
焦
(
あせ
)
報
(
むくい
)
蕊
(
ずい
)
水晶
(
すいしよう
)
匂
(
におい
)
金色
(
きんいろ
)
蛙
(
かわず
)
萼
(
うてな
)
白蓮
(
しらはす
)
数限
(
かずかぎり
)
微
(
かすか
)
御足
(
おみあし
)
己
(
おれ
)
好
(
よ
)
嘆息
(
たんそく
)
覗
(
のぞ
)
蓮
(
はす
)
蓮池
(
はすいけ
)
蔽
(
おお
)
咽
(
むせ
)
午
(
ひる
)
蜘蛛
(
くも
)
蟻
(
あり
)
蠢
(
うごめ
)
莫迦
(
ばか
)
責苦
(
せめく
)
逆落
(
さかおと
)
這
(
は
)
何気
(
なにげ
)
開
(
あ
)
間
(
ま
)
面
(
おもて
)
頓着
(
とんじゃく
)
無暗
(
むやみ
)
容子
(
ようす
)
御佇
(
おたたず
)
始終
(
しじゅう
)
拍
(
う
)
人数
(
にんず
)
断
(
き
)
地獄
(
じごく
)
溢
(
あふ
)
喚
(
わめ
)
三途
(
さんず
)
独楽
(
こま
)
眼鏡
(
めがね
)
絶間
(
たえま
)
縋
(
すが
)
翡翠
(
ひすい
)
肝腎
(
かんじん
)
中
(
うち
)