“強気”のいろいろな読み方と例文
旧字:強氣
読み方割合
ごうぎ36.4%
つよき36.4%
ごうき18.2%
がうぎ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
、よせと云うのは僕が強気ごうぎに失敬な事を云うと君思うかは知れんが、のお瀧を、君に持たして置くのをよさせいね、し給え、君の為に成らんから
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
空威張からいばり——肩で風を切って、とんがり長屋の路地を出てゆく。もうこうなると、長屋の連中は強気つよき一点ばりで
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
正「成田へ来て駕籠へ乗るてえのは強気ごうきといけねえ、本当ならお前達めえたち二人を駕籠へ乗せて、私等わっしたち二人で担ぎたいくらいのものだ」
かうして死ぬるのは実に強気がうぎな死にやうだと存じました。神のお定め下すつた、こんな運命に出逢つてゐて、自分一人の身の上の小利害なんぞを考へるのは、余り馬漉らしいことだと存じました。
うづしほ (新字旧仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)