強気ごうき)” の例文
旧字:強氣
正「成田へ来て駕籠へ乗るてえのは強気ごうきといけねえ、本当ならお前達めえたち二人を駕籠へ乗せて、私等わっしたち二人で担ぎたいくらいのものだ」
一ぱし強気ごうきなのがたまらなくなって駆出すと、その拍子に頭から、ばしゃりと水を浴びせられた事なんかあるんですって。
正「御足おみあしを切るというのは強気ごうきといけませんから、切らずに御全快になるような事をお話し申したいんですが」
伊「師匠、れは葮簀張よしずっぱりの茶見世に居た道具屋のハタ師が持っていたんだが、あれ真物ほんものなら強気ごうきと儲かるぜ」