“強気者”の読み方と例文
読み方割合
したゝかもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五月雨さみだれの生暖かき夜なんどは彼方の峯、此方こなた山峡やまかひより人魂の尾を引きてこの寺の方へ漂ひ寄り来るを物ともせぬ強気者したゝかものに候ひしが、わらはを見てしより如何様にか思ひ定めけむ。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)