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ふっ
ふりがな文庫
“ふっ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
弗
35.7%
降
21.4%
房
14.3%
吹
14.3%
振
7.1%
豊
7.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弗
(逆引き)
その蚊帳のような、海のような、青いものが、さらさらと肩にかかる、と思うと、いつか我身はまた框に掛けつつ、女の顔が
弗
(
ふっ
)
と浮いて、空から
熟
(
じっ
)
と覗いたのである。
浮舟
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ふっ(弗)の例文をもっと
(5作品)
見る
降
(逆引き)
成程
是
(
こ
)
れは
宜
(
い
)
い話で、
此方
(
こっち
)
はモウ実に金に
焦
(
こが
)
れて居るその最中に、二人の子供の洋行費が天から
降
(
ふっ
)
て来たようなもので、
即刻
(
そっこく
)
応と
返辞
(
へんじ
)
をしなければならぬ処だが、私は考えました。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
ふっ(降)の例文をもっと
(3作品)
見る
房
(逆引き)
美妙斎の、特長のある長い
顎
(
あご
)
も、西欧の詩人や学者のように、耳の
辺
(
あたり
)
で、
房
(
ふっ
)
さりと髪を縮らせた魅惑も、逢わない時はことさらに強く思いうかべられて、こういう時には、ああいう眼をする。
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
ふっ(房)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
吹
(逆引き)
元町の家主は大騒ぎで心配をして居るという兼松の注進で、さては無理に喧嘩を
吹
(
ふっ
)
かけて弟子師匠の縁を切り、書付の日附を先月にしたのは、恩ある己達を此の引合に出すまいとの心配であろうが
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ふっ(吹)の例文をもっと
(2作品)
見る
振
(逆引き)
モウ一盃、これでお
仕舞
(
しまい
)
と
力
(
りき
)
んでも、
徳利
(
とくり
)
を
振
(
ふっ
)
て見て音がすれば我慢が出来ない。とう/\
三合
(
さんごう
)
の酒を皆
飲
(
のん
)
で
仕舞
(
しまっ
)
て、又翌日は五合飲む。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
ふっ(振)の例文をもっと
(1作品)
見る
豊
(逆引き)
宝石商の電灯は今
硝子越
(
ガラスごし
)
に
彼女
(
かのおんな
)
の鼻と、
豊
(
ふっ
)
くらした頬の一部分と額とを照らして、
斜
(
はす
)
かけに立っている敬太郎の眼に、光と陰とから成る一種妙な
輪廓
(
りんかく
)
を与えた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ふっ(豊)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ふつ
ぶり
ふる
ふく
ふり
ふら
すひ
のみ
ふか
ふき