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ぶり
ふりがな文庫
“ぶり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ブリ
語句
割合
振
46.9%
鰤
31.3%
降
10.4%
風
5.2%
分
2.1%
態
2.1%
生鰤
1.0%
海鰱
1.0%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
振
(逆引き)
その時の彼の心では、久し
振
(
ぶり
)
で父と一緒に成ったことを
悦
(
よろこ
)
ばないではなかったが、
矢張
(
やはり
)
郷里の山村の方に父を置いて考えたいと思った。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ぶり(振)の例文をもっと
(45作品)
見る
鰤
(逆引き)
この魚は寄生動物が居るとて
鰹
(
かつお
)
や
鰤
(
ぶり
)
を人々は斥くるであろうし、この雞肉は硬い、この牛肉は硬いとて人々は喜ばぬであろう。
貧富幸不幸
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ぶり(鰤)の例文をもっと
(30作品)
見る
降
(逆引き)
却
(
かえ
)
って人通りのない処がよいというので、是から本郷山を抜け、塚前村へ掛りました時分は、もう日が暮れかゝり、又
吹掛
(
ふっか
)
け
降
(
ぶり
)
に雨がざア/\と降って来ましたから
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ぶり(降)の例文をもっと
(10作品)
見る
▼ すべて表示
風
(逆引き)
女性が、さも一個の処女らしく、髪のゆいぶり、着付の着方をしているのは、公衆の前に、大奥
風
(
ぶり
)
のすがたを現すのをはばかってであろう。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
ぶり(風)の例文をもっと
(5作品)
見る
分
(逆引き)
「俺もチイッと飲み足らんと思うておったれあ、今の喧嘩でポオッとして来た。二合
分
(
ぶり
)
ぐらいあったぞ、箒売のアタマが……オット今の丼をば忘れて来た」
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ぶり(分)の例文をもっと
(2作品)
見る
態
(逆引き)
事務に懸けては頗る
活溌
(
かっぱつ
)
で、他人の一日分
沢山
(
たっぷり
)
の事を半日で済ましても平気孫左衛門、難渋そうな
顔色
(
かおつき
)
もせぬが、大方は見せかけの勉強
態
(
ぶり
)
、小使給事などを
叱散
(
しかりち
)
らして済まして置く。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
ぶり(態)の例文をもっと
(2作品)
見る
生鰤
(逆引き)
骰子
(
さい
)
の目に切った
生鰤
(
ぶり
)
の
脂肉
(
あぶらにく
)
の
生姜
(
しょうが
)
醤油に漬けた奴を、山盛にした小丼を大切そうに片手に持って
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
鼻の先の天井裏からは荒縄で縛った
生鰤
(
ぶり
)
の
半身
(
かたみ
)
が、森閑とブラ下っているが、無い袖は振られぬ理窟で、五合桝を中に置いて涙ぐましく顔を見交しているところへ天なる哉
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ぶり(生鰤)の例文をもっと
(1作品)
見る
海鰱
(逆引き)
また或日
海鰱
(
ぶり
)
一尾を携え来って、抽斎に
遺
(
おく
)
り、帰途に再び
訪
(
と
)
わんことを約して去った。五百はために
酒饌
(
しゅぜん
)
を設けようとして
頗
(
すこぶ
)
る苦心した。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ぶり(海鰱)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ぶり”の意味
《名詞:鰤》
ぶり【鰤、海鰱】
スズキ目スズキ亜目アジ科ブリモドキ亜科ブリ属に属す魚の一種。出世魚の一つ。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ふり
ふら
ふっ
フリ
ふう
ふる
ふつ
なり
かたち
モード