トップ
>
風
>
ぶり
ふりがな文庫
“
風
(
ぶり
)” の例文
すると
浅果
(
あさはか
)
な男心は直ぐ
我楽多
(
がらくた
)
のやうな、ぞんざいな
扱
(
あしら
)
ひ
風
(
ぶり
)
を見せて、
何
(
ど
)
うかすると神様の傑作に対して敬意を失するやうな事になる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
女性が、さも一個の処女らしく、髪のゆいぶり、着付の着方をしているのは、公衆の前に、大奥
風
(
ぶり
)
のすがたを現すのをはばかってであろう。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
『あまくだり』の巻なる天門の景のミルトン
風
(
ぶり
)
なるはをかしからず、また七徳の化身を白鳥伝説に結びつけしは思ひつきなれど、描写少しく露骨に失せずやと思ふなり。いかにや。
『二十五絃』を読む
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
又深く疑ふときには、此の歌の
調
(
しらべ
)
、
一一一
今の
京
(
みやこ
)
の
初
(
はじめ
)
の口
風
(
ぶり
)
にもあらず。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
早稲田文学を再興してから、自然主義の新運動を捲き起した前後にかけての、氏の働き
風
(
ぶり
)
は実際花々しかつた。私の知つてゐる限りでは、氏は大した読書家ではなかつた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
▼ もっと見る
将軍は婦人運転手のかひがひしい働き
風
(
ぶり
)
に心から感心した。で、倫敦に居るうちは同じ事なら、かうした美しく、
加之
(
おまけ
)
に気の利いた運転手の厄介になりたいものだなと思つた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“風”の意味
《名詞》
(かぜ)空気の流れ。
(かぜ)ある勢力の勢い
(フウ)風習。気風。慣習。雰囲気。
(フウ)風体。恰好。
(フウ)様子。ふり。
(フウ)性向。性格。傾向。きらい。
(フウ)体裁。聞こえ。
(フウ)様態。感じ。
(出典:Wiktionary)
“風”の解説
風(かぜ)とは、空気の流れのこと、流れる空気自体のこと、またはそれによる現象(ビル風など)のことである。
(出典:Wikipedia)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“風”を含む語句
風采
風俗
暴風
暴風雨
中風
南風
東風
風姿
風呂
北風
西風
手風琴
風習
疾風
旋風
風体
風呂敷包
颶風
風評
東南風
...