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不羈
ふりがな文庫
“不羈”の読み方と例文
読み方
割合
ふき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふき
(逆引き)
それリベルテーの語はこれを訳して自主、自由、
不羈
(
ふき
)
独立等といふ。しかれどもその意義の深微に至りてはこの数語の能く尽す所にあらず。
『東洋自由新聞』第一号社説
(新字旧仮名)
/
中江兆民
(著)
白皙
(
はくせき
)
の
癇
(
かん
)
の強そうな顔、大股にさっさと歩く身ごなしなど、いかにも
我儘
(
わがまま
)
な、
不羈
(
ふき
)
奔放そのものといった風格が感じられる。
足軽奉公
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
平時の荷抜き、喧嘩まぎれの掠奪、放火、暴行、私刑のやりくちなど、やはり
不羈
(
ふき
)
の民たることは争えない。——だから、これを呼ぶに、時の人は
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
不羈(ふき)の例文をもっと
(28作品)
見る
“不羈”の意味
《名詞》
縛られないこと。抑圧されないこと。束縛されないこと。
非凡であること。
(出典:Wiktionary)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
羈
漢検1級
部首:⽹
24画
“不羈”で始まる語句
不羈奔放
不羈卓犖
不羈放肆
不羈独立
不羈自由
検索の候補
放縦不羈
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倜儻不羈
奔放不羈
“不羈”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
西田幾多郎
中島敦
山本周五郎
佐々木味津三
島崎藤村
吉川英治
正岡子規
菊池寛