『月夜』
お幸の家は石津村で一番の旧家でそして昔は大地主であつた為めに、明治の維新後に百姓が名字を拵へる時にも、沢山の田と云ふ意味で太田と附けたと云はれて居ました。それだのに祖父の時に自身が社長をして居た晒木綿の会社の破綻から一時に三分の二以上の財産 …
著者 | 与謝野晶子 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
初出 | 「少女の友」実業之日本社、1918(大正7)年10月 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約11分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約18分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
現
幸
価値
小
空
真実
為
甘味
疎
上
久吉
匂
喜
廻
梟
母様
煩
達
丁度
名字
堺
大津
太田
弾
採用
提灯
本松
溜
男名
畑
解
誰
中村
云
亦
他
伽噺
何故
何方
何時
併
僕
儘
先
其
其儘
其処
内儀
切物
口穢
名灸
吐
呉
告口
唯今
啼
塀
好
家
山仁
戻
拵
暫
此処
歳下
歿
殆
淋
灯
烈
無暗
独言
理由
眺
破綻
私
稲荷
筒袖
総
罵
罹
腹
膝
袖
見出
角造
諌
貰
貼
貼紙
身体
轟
轡虫
近
途
逢
遣
郎
醒
附
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