“中村”の読み方と例文
読み方割合
なかむら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だんいん六人と、それからけいしちょうの中村なかむらけいぶに話をして、けいじ六人をつれ、あくる日のひるごろ、石村さんの家にやって来ました。
かいじん二十めんそう (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
月島丸つきしままるが沈没して、その捜索が問題となった時に、中村なかむら先生がいろいろの考案をされて、当時学生であったわれわれがお手伝いをして予備実験をやった。
(新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
大正七年十月のある夜、中村なかむら少将、——当時の軍参謀中村少佐は、西洋風の応接室に、火のついたハヴァナをくわえながら、ぼんやり安楽椅子によりかかっていた。
将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)