“中村敬宇”の読み方と例文
読み方割合
なかむらけいう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
碑文によって推察するに同社の学者は三島中洲みしまちゅうしゅう川田甕江かわだおうこう重野成斎しげのせいさい中村敬宇なかむらけいう阪谷朗廬さかたにろうろらである。就中なかんずく三島中洲は毅堂とは最も相親しき友であった。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
中村敬宇なかむらけいう先生がミルの自由論を訳された時には、あれほどの漢学者でありながら訳語に度々窮せられ原語の意味はく分っても、それに該当する訳字を発見せぬので、あて字を用い
デモクラシーの要素 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
中村敬宇なかむらけいう先生が漢文に訳せられた『西国立志編さいごくりっしへん』の原書もたしか読んだように思っている。
十六、七のころ (新字新仮名) / 永井荷風(著)