“名字”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みょうじ44.4%
みやうじ33.3%
めいじ22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしそれは単に言葉であった。あるいは単に名字みょうじじゅするに過ぎなかった。その言葉その名字に含まれた生きた真理はつかまれていない。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
初めしにうんの一たびむかひし所にや元來もとより藪醫者やぶいしやと云ふ程も醫術は知ぬ作藏が名字みやうじを村井ととなへ自ら名を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
わたくしは此に少しく蘭軒の名字めいじに就いて插記することとする。それは引く所の詩集にかん僻字へきじが題してあるために、わたくしは既に剞劂氏きけつしを煩し、又読者を驚したからである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)