“名字帯刀御免”の読み方と例文
読み方割合
みょうじたいとうごめん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の妻の祖母は——と云って、もう三四年前に死んだ人ですが——蔵前くらまえ札差ふださしで、名字帯刀御免みょうじたいとうごめんで可なり幅をかせた山長——略さないで云えば、山城やましろ屋長兵衛の一人娘でした。
ある恋の話 (新字新仮名) / 菊池寛(著)