トップ
>
陰火
ふりがな文庫
“陰火”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いんくわ
37.5%
いんか
25.0%
おにび
25.0%
けちび
12.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いんくわ
(逆引き)
此地火一に
陰火
(
いんくわ
)
といふ。かの
如法寺村
(
によほふじむら
)
の陰火も
微風
(
すこしのかぜ
)
の
気
(
き
)
いづるに
発燭
(
つけぎ
)
の火をかざせば
風気
(
ふうき
)
手
(
て
)
に
応
(
おう
)
じて
燃
(
もゆ
)
る、
陽火
(
やうくわ
)
を
得
(
え
)
ざれば
燃
(
もえ
)
ず。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
陰火(いんくわ)の例文をもっと
(3作品)
見る
いんか
(逆引き)
遠ざかって行く自動車のうしろに、
陰火
(
いんか
)
のような二つの
蛍火
(
ほたるび
)
が見えていた。[注、当時の自動車は箱型で、後部にすがりつくことができた]
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
陰火(いんか)の例文をもっと
(2作品)
見る
おにび
(逆引き)
と
苦笑
(
にがわらひ
)
をして
又
(
また
)
俯向
(
うつむ
)
いた……フと
氣
(
き
)
が
付
(
つ
)
くと、
川風
(
かはかぜ
)
に
手尖
(
てさき
)
の
冷
(
つめた
)
いばかり、ぐつしより
濡
(
ぬ
)
らした
新
(
あたら
)
しい、
白
(
しろ
)
い
手巾
(
ハンケチ
)
に——
闇夜
(
やみ
)
だと
橋
(
はし
)
の
向
(
むか
)
うからは、
近頃
(
ちかごろ
)
聞
(
きこ
)
えた
寂
(
さび
)
しい
處
(
ところ
)
、
卯辰山
(
うたつやま
)
の
麓
(
ふもと
)
を
通
(
とほ
)
る、
陰火
(
おにび
)
月夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
陰火(おにび)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
けちび
(逆引き)
その大きな男は天狗であったから木を伐りに往っていた者は病気になった。八番のあれと云う地曳網の網代になった処には、曇ってどんよりとした夜には
陰火
(
けちび
)
がとろとろと燃えた。
鷲
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
陰火(けちび)の例文をもっと
(1作品)
見る
“陰火”の意味
《名詞》
幽霊などが出る際、燐などが燃えてできるとされる火。鬼火。
(出典:Wiktionary)
陰
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
“陰火”で始まる語句
陰火之立昇依而
検索の候補
陰火之立昇依而
火陰
“陰火”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
上田秋成
山東京山
泉鏡太郎
江戸川乱歩
夢野久作
泉鏡花
田中貢太郎