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手尖
ふりがな文庫
“手尖”の読み方と例文
読み方
割合
てさき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てさき
(逆引き)
その言葉を聞いた柿丘は、頭がグラグラとするのを覚えて、思わず、
手尖
(
てさき
)
にあたった実験台の角をギュッと握りしめたのだった。
振動魔
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そうとは知らない爺いさんは、右の
手尖
(
てさき
)
だけを畳に
衝
(
つ
)
いて、腰を浮かせた。そして己の顔を見て云った。
蛇
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
その
鯉口
(
こいぐち
)
の
両肱
(
りょうひじ
)
を
突張
(
つっぱ
)
り、
手尖
(
てさき
)
を八ツ口へ
突込
(
つっこ
)
んで、
頸
(
うなじ
)
を襟へ、もぞもぞと擦附けながら
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
手尖(てさき)の例文をもっと
(9作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
尖
漢検準1級
部首:⼩
6画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
“手尖”のふりがなが多い著者
泉鏡花
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
泉鏡太郎
森鴎外
海野十三