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てさき
ふりがな文庫
“てさき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
手先
40.0%
手尖
22.5%
手頭
17.5%
手端
17.5%
掌先
2.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手先
(逆引き)
さうして
御米
(
およね
)
が
絣
(
かすり
)
の
羽織
(
はおり
)
を
受取
(
うけと
)
つて、
袖口
(
そでくち
)
の
綻
(
ほころび
)
を
繕
(
つくろ
)
つてゐる
間
(
あひだ
)
、
小六
(
ころく
)
は
何
(
なん
)
にもせずに
其所
(
そこ
)
へ
坐
(
すわ
)
つて、
御米
(
およね
)
の
手先
(
てさき
)
を
見詰
(
みつ
)
めてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
てさき(手先)の例文をもっと
(16作品)
見る
手尖
(逆引き)
そうとは知らない爺いさんは、右の
手尖
(
てさき
)
だけを畳に
衝
(
つ
)
いて、腰を浮かせた。そして己の顔を見て云った。
蛇
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
てさき(手尖)の例文をもっと
(9作品)
見る
手頭
(逆引き)
縮緬
(
ちりめん
)
の
小片
(
こぎれ
)
で叔母が
好奇
(
ものずき
)
に拵えた、
蕃椒
(
とうがらし
)
ほどの大きさの比翼の枕などがあった。それを見ても叔母の
手頭
(
てさき
)
の器用なことが解った。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
てさき(手頭)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
手端
(逆引き)
壮
(
わか
)
い男が
松明
(
たいまつ
)
を
点
(
つ
)
けてその
明
(
あかり
)
を
俎
(
まないた
)
の上におとしていた。顎髯の男は魚の腹へ庖丁がとおったので、
手端
(
てさき
)
をさし入れて
腸
(
はらわた
)
を引きだした。と、その中からころころと出たものがあった。
岩魚の怪
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
てさき(手端)の例文をもっと
(7作品)
見る
掌先
(逆引き)
種々
(
いろいろ
)
に変って、
此方
(
こちら
)
の眼に映った眉毛、目元口付、むっちりとした白い
掌先
(
てさき
)
、くゝれの出来た手首などが
明歴
(
ありあり
)
と浮き上って忘れられない。
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
てさき(掌先)の例文をもっと
(1作品)
見る
“てさき”の意味
《名詞》
手の先の方。
ある人に使われる者。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
てくび
てさ
ブラ