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蛍火
ふりがな文庫
“蛍火”のいろいろな読み方と例文
旧字:
螢火
読み方
割合
ほたるび
95.0%
けいか
5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほたるび
(逆引き)
円塔の頂上の部屋の窓に、ボーッと
蛍火
(
ほたるび
)
のような光が射している。室内の電燈がついたのではない。何かもっと小さな白っぽい光だ。
暗黒星
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
不思議に、
蛍火
(
ほたるび
)
の消えないやうに、小さな
簪
(
かんざし
)
のほのめくのを、雨と風と、人と水の
香
(
か
)
と、
入乱
(
いりみだ
)
れた、
真暗
(
まっくら
)
な
土間
(
どま
)
に
微
(
かすか
)
に認めたのである。
光籃
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
蛍火(ほたるび)の例文をもっと
(19作品)
見る
けいか
(逆引き)
量
(
はか
)
るに、汝らは
腐草
(
ふそう
)
の
蛍火
(
けいか
)
、明滅みな実なし、いかでわが
皎々
(
こうこう
)
たる天上の月照に及ばんや
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蛍火(けいか)の例文をもっと
(1作品)
見る
“蛍火”の意味
《名詞》
蛍が出す光。
(出典:Wiktionary)
蛍
常用漢字
中学
部首:⾍
11画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
“蛍火”と季節(夏)が同じ季語
食物|
初鰹
白玉
蜜豆
山女魚
麦飯
行事|
富士詣
氷室
練供養
神田祭
祭
植物|
蓮花
葉桜
向日葵
時候|
入梅
盛夏
土用
梅雨明
薄暑
天文|
南風
落雷
夕立
雷雨
旱
地理|
苔清水
植田
雪渓
泉
土用波
動物|
毛虫
蝮
夜光虫
蜥蜴
初蝉
人事|
虫干
夏帯
日射病
花氷
蝿帳
“蛍火”と分類(動物)が同じ季語
春|
雲雀
蚕
囀
松毟鳥
桜貝
夏|
雷鳥
河鹿
閑古鳥
羽蟻
蝮
秋|
蜩
懸巣
眼白
椋鳥
鹿
冬|
都鳥
水鳥
狸
鶴
千鳥
新春|
初声
初烏
初鶏
“蛍”で始まる語句
蛍
蛍狩
蛍草
蛍袋
蛍雪
蛍光板
蛍光
蛍籠
蛍烏賊
蛍光幕
“蛍火”のふりがなが多い著者
邦枝完二
井上円了
エドガー・アラン・ポー
高浜虚子
吉川英治
江戸川乱歩
田中貢太郎
長谷川時雨
泉鏡花
久生十蘭