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蛍籠
ふりがな文庫
“蛍籠”の読み方と例文
旧字:
螢籠
読み方
割合
ほたるかご
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほたるかご
(逆引き)
まるで
蛍籠
(
ほたるかご
)
でもブチ
砕
(
くだ
)
いたような、青白い火花が、
鏘然
(
そうぜん
)
として八
方
(
ぽう
)
へ散った。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、
窓際
(
まどぎわ
)
に
吊
(
つ
)
るしてある
蛍籠
(
ほたるかご
)
を取って、悦子の
膝
(
ひざ
)
の上に載せた。
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
菊には、わたしから
蒔絵
(
まきえ
)
のしてある美しい
蛍籠
(
ほたるかご
)
を持たせてやりました。それがどこかに落ちているにちがいありません。……可哀そうに、わたしのために、ほんに
不愍
(
ふびん
)
な
濡
(
ぬ
)
れ
衣
(
ぎぬ
)
を着せてしもうた……
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蛍籠(ほたるかご)の例文をもっと
(3作品)
見る
蛍
常用漢字
中学
部首:⾍
11画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“蛍”で始まる語句
蛍
蛍火
蛍狩
蛍草
蛍雪
蛍袋
蛍光板
蛍光
蛍烏賊
蛍光幕
“蛍籠”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
吉川英治