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蛍草
ふりがな文庫
“蛍草”の読み方と例文
旧字:
螢草
読み方
割合
ほたるぐさ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほたるぐさ
(逆引き)
蛍草
(
ほたるぐさ
)
や
竜胆
(
りんどう
)
風の花が、熊笹のあちらこちらに見える。野生の
石楠花
(
しゃくなげ
)
が処々に咲いている。
墓が呼んでいる
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
自分などは子供の時に、
鴨跖草
(
つきくさ
)
即ち「つゆくさ」を、
蛍草
(
ほたるぐさ
)
ともギイスグサとも呼んでいた。ギイスはきりぎりす、
螽斯
(
ぎす
)
、はた織虫のことであり、蛍草の名は東京でも知られている。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
藤吉郎は、一
茎
(
けい
)
の
蛍草
(
ほたるぐさ
)
を
摘
(
つ
)
んで、指先に
弄
(
もてあそ
)
んでいた。花に寄せて、誰を
偲
(
しの
)
んでいるのだろうか。母か、
寧子
(
ねね
)
か。——彼の多感多情は、彼の軍師竹中半兵衛が、誰よりもよく知っていた。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蛍草(ほたるぐさ)の例文をもっと
(5作品)
見る
蛍
常用漢字
中学
部首:⾍
11画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“蛍草”の関連語
露草
鴨跖草
螢草
“蛍”で始まる語句
蛍
蛍火
蛍狩
蛍雪
蛍袋
蛍光板
蛍光
蛍籠
蛍烏賊
蛍光幕
“蛍草”のふりがなが多い著者
中勘助
橘外男
柳田国男
吉川英治