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螢草
ふりがな文庫
“螢草”の読み方と例文
新字:
蛍草
読み方
割合
ほたるぐさ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほたるぐさ
(逆引き)
だが、しぼんだ
螢草
(
ほたるぐさ
)
のように、どす黒くなった彼のくちびるは、わななくのみで、かすかにも、もののことばをつづる事ができません。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
螢草
(
ほたるぐさ
)
、
鴨跖草
(
おうせきそう
)
なぞ云って、
草姿
(
そうし
)
は見るに足らず、唯二弁より
成
(
な
)
る花は、全き花と云うよりも、いたずら子に
挘
(
むし
)
られたあまりの花の断片か
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
足もとに空色の
螢草
(
ほたるぐさ
)
の花が、一
束
(
たば
)
脆気
(
もろげ
)
に咲いていたが、花弁がかすかに顫え出した。花に添ってお菊の素足がある。それが顫えたがためであろう。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
螢草(ほたるぐさ)の例文をもっと
(7作品)
見る
螢
部首:⾍
16画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“螢草”の関連語
露草
鴨跖草
蛍草
“螢”で始まる語句
螢
螢火
螢雪
螢籠
螢光
螢狩
螢澤
螢石
螢沢
螢侍
“螢草”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
白柳秀湖
徳冨蘆花
中勘助
野口雨情
国枝史郎
吉川英治