“應答”のいろいろな読み方と例文
新字:応答
読み方割合
うけこたへ33.3%
いらへ16.7%
こた16.7%
こたへ16.7%
へんたふ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人は又之の應答うけこたへに困らせられた。新太郎は六年前の面影が殆ど無く、今はもう二十四五の立派な男、父に似ず背が高くて、キリリと角帶を結んだ恰好の好さ。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
應答いらへせずや』と、大足日
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
しかるに彼方かなたあやしふねあへこの信號しんがうには應答こたへんともせず、たちまその甲板かんぱんからは、一導いちだう探海電燈サーチライトひかり閃々せん/\天空てんくうてらし、つゞいてサツとばかり、そのまばゆきひかり甲板かんぱんげるとともに、滊笛きてき一二せい
よもやとおもへどまさしくならばなんとせん實否じつぴくはしくきたしとおもへどとがむるこゝろことばつまりて應答こたへなにやらうろうろになりぬおたかさまゆるりなされいまあにもどりまするまづそれよりはおけたきもの往日いつぞやはなまをせしあに祕藏ひざう畫帖ぐわでうイエおまへさまに御覽ごらんるゝにめられこそすれなにとして小言こごとくことでは
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
唐突だしぬけしげりなかから、宛然さながら應答へんたふしてたもののごとく、なにいた。
月夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)