“怪石”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くわいせき66.7%
かいせき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
枯(かれ)たる老樹折れて路(みち)に横(よこたは)りたるを踰(こゆ)るは臥竜を踏がごとし。一条(ひとすぢ)の渓河(たにかは)を渉(わた)り猶登る事半里許(ばかり)、右に折れてすゝみ左りに曲(まが)りてのぼる。奇木(きぼく)怪石(くわいせき)千態(せんたい)万状(じやう)筆を以ていひがたし。
枯(かれ)たる老樹折れて路(みち)に横(よこたは)りたるを踰(こゆ)るは臥竜を踏がごとし。一条(ひとすぢ)の渓河(たにかは)を渉(わた)り猶登る事半里許(ばかり)、右に折れてすゝみ左りに曲(まが)りてのぼる。奇木(きぼく)怪石(くわいせき)千態(せんたい)万状(じやう)筆を以ていひがたし。
畷道(あぜみち)を桂川の上流に辿ると、迫る処怪石(かいせき)巨巌(きょがん)の磊々(らいらい)たるはもとより古木大樹千年古き、楠槐(なんかい)の幹も根もそのまま大巌に化したようなのが纍々と立聳(たちそび)えて、忽(たちま)ち石門砦高く、無斎式、不精進の
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)