“船躰”の読み方と例文
読み方割合
せんたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
交通は乗合バスと蒸気船とあるが、多くは蒸気船を利用し、「通船」と呼ばれる二つの船会社が運航していて、片方の船は船躰せんたいを白く塗り、片方は青く塗ってあった。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
わたくしむねをどらしつゝその船躰せんたい熟視じゆくししたが、あゝ、くも不思議ふしぎなる、くも強堅きようけんなる、船艦せんかんがまたとあらうか、わたくしその外形ぐわいけい一見いつけんしたばかりで、じつその船形せんけい巧妙こうめう不思議ふしぎなるにおどろいたが
交通は乗合バスと蒸気船とあるが、多くは蒸気船を利用し、「通船」と呼ばれる二つの船会社が運航していて、片方の船は船躰せんたいを白く塗り、片方は青く塗ってあった。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)