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『都喜姫』
ふりがな文庫
『
都喜姫
(
つきひめ
)
』
つき姫とは仮に用ひし名なり、もとの事蹟悽愴むしろきくに忍びず、口碑によれば「やよがき姫」なり、領主が寵をうけしものから、他の嫉みを招くにいたり、事を構へて讒する者あり、姦婬の罪に行はる。身には片布をだに着くるを允さず馬上にして城下に曝す、牽 …
著者
蒲原有明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「新小説 第四年第七巻」1899(明治32)年6月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
嫌
(
けん
)
吊
(
とむ
)
直
(
たゞち
)
媼
(
をうな
)
鯱
(
さち
)
愁
(
つら
)
何処
(
いづこ
)
室
(
むろ
)
砦
(
とりて
)
遠
(
をち
)
銀屏
(
ぎんびやう
)
梟
(
ふくろふ
)
死
(
しに
)
誉
(
ほまれ
)
耻
(
はぢ
)
言
(
ごと
)
理
(
ことわり
)
白布
(
しらぬの
)
眼
(
まなこ
)
調
(
しらべ
)
翅
(
つばさ
)
蹟
(
せき
)
躓
(
つまづ
)
断
(
た
)
下
(
くだ
)
天
(
あま
)
魂
(
たま
)
台
(
うてな
)
嘶
(
いなゝ
)
焚
(
た
)
龍
(
たつ
)
黄泉
(
よみ
)
胸乳
(
むなぢ
)
規
(
き
)
鬣
(
たてがみ
)
香
(
か
)
誰
(
たれ
)
靡
(
なび
)
醸
(
かも
)
蹄
(
ひづめ
)
擲
(
なげう
)
丈
(
たけ
)
允
(
ゆる
)
兜
(
かぶと
)
千歳
(
ちとせ
)
墻
(
かき
)
奏
(
かな
)
巷
(
ちまた
)
市
(
いち
)
床
(
とこ
)
戟
(
ほこ
)
繋
(
つな
)
曙
(
あけぼの
)
曝
(
さら
)
木精
(
こだま
)
機
(
はた
)
泪
(
なみだ
)
一度
(
ひとたび
)
牽
(
ひ
)
盾
(
たて
)
睨
(
にら
)