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止
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とむ
ふりがな文庫
“
止
(
とむ
)” の例文
この一段に
至
(
いたり
)
て、かえりみて世上の事相を
観
(
み
)
れば、政府も人事の一小区のみ、戦争も群児の
戯
(
たわむれ
)
に
異
(
こと
)
ならず、中津旧藩のごとき、
何
(
なん
)
ぞこれを
歯牙
(
しが
)
に
止
(
とむ
)
るに
足
(
た
)
らん。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
取寄
(
とりよせ
)
是を
喰
(
くは
)
んと爲るを長助は
目配
(
めくば
)
せをなし
止
(
とむ
)
る
體
(
てい
)
故
(
ゆゑ
)
扨
(
さて
)
はと思ひ何か
紛
(
まぎ
)
らして是を
喰
(
くは
)
ず夫より又七は
新道
(
しんみち
)
の湯に行けるに長助も
後
(
あと
)
より同く
湯
(
ゆ
)
へ
來
(
きた
)
り彼の
毒藥
(
どくやく
)
をお熊が入たる事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
されば男は此処にその呼び
止
(
とむ
)
る声を聞きその
寄添
(
よりそ
)
ふ姿を見る時は、過ぎし昔の前兆を今又目前に見る心地して、その宿命に満足し、犠牲に甘んじて、冷き
汚辱
(
をじよく
)
の手を握り申侯。
夜あるき
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
止
常用漢字
小2
部首:⽌
4画
“止”を含む語句
停止
笑止
中止
静止
小止
挙止
踏止
休止
取止
波止場
立止
行止
押止
廃止
制止
駒止
思止
默止
発止
底止
...