“金力”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんりょく85.7%
ちから14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
科学にすがらなければ、人類は一日たりとも安全を保証し得ない時代となった。従前じゅうぜんの世界では、金力きんりょくが物を云った。今日は、金力よりも科学力である。
『地球盗難』の作者の言葉 (新字新仮名) / 海野十三(著)
娘と申せど主君のお胤なれば、何とぞ華族へ縁付けたく、それについても金力きんりょくなければ事かなわずと存ぜしゆえ、是まで種々しゅ/″\の商法をいとなみしも、慣れぬ事とてな仕損じ
さても吉兵衞はもとよりとめる身ならねば乳母うばかゝゆべき金力ちからなく情け有家へ便たよこしかゞめて晝夜をわかたず少しづつもらなし又はちゝの粉や甘酒あまざけと一日々々を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)