“富饒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふじょう60.0%
ふぜう20.0%
ふにょう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ありますとも。冀州は富饒ふじょうの地で、粮米ろうまいといわず金銀五穀の豊富な地です。よろしく、この国土を奪取して、将来の地盤となさるべきではありますまいか」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ブレドガアデで午食ごしよくをして来た帰道である。牧師をしてゐる兄とおれとである。兄はユウトランドで富饒ふぜうなヱイレあたりに就職したいので、其運動に市中へ出て来た。
(新字旧仮名) / グスターフ・ウィード(著)
しかしその名を聞いてその国の富饒ふにょうの土地でないことはすぐにわかります。ほかにわずかに鳥毛とりのけを産するファロー島があります。