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うきぐも
ふりがな文庫
“うきぐも”の漢字の書き方と例文
語句
割合
浮雲
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浮雲
(逆引き)
かつ私が二葉亭と最も深く往来交互したのは『
浮雲
(
うきぐも
)
』発行後数年を過ぎた官報局時代であって幼時及び青年期を知らず、更に加うるに晩年期には互いに俗事に
累
(
わずら
)
わされて往来
漸
(
ようや
)
く
疎
(
うと
)
く
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
『あゝ、
何故
(
なぜ
)
此樣
(
こん
)
な
不運
(
ふうん
)
に
出逢
(
であ
)
つたのであらう。』と
私
(
わたくし
)
は
昨夜
(
さくや
)
海
(
うみ
)
に
浸
(
ひた
)
つて、
全濡
(
びつしより
)
になつた
儘
(
まゝ
)
、
黎明
(
あかつき
)
の
風
(
かぜ
)
に
寒
(
さむ
)
相
(
さう
)
に
慄
(
ふる
)
へて
居
(
を
)
る、
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
をば
膝
(
ひざ
)
に
抱上
(
いだきあ
)
げ、
今
(
いま
)
しも、
太陽
(
たいやう
)
が
暫時
(
しばし
)
浮雲
(
うきぐも
)
に
隱
(
かく
)
れて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
馬琴物
(
ばきんもの
)
から
雪中梅型
(
せっちゅうばいがた
)
のガラクタ小説に
耽溺
(
たんでき
)
して居た余に、「
浮雲
(
うきぐも
)
」は何たる
驚駭
(
おどろき
)
であったろう。余ははじめて人間の
解剖室
(
かいぼうしつ
)
に引ずり込まれたかの如く、メスの様な其
筆尖
(
ふでさき
)
が唯恐ろしかった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
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(7作品)
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