“あぶね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
85.7%
浮雲14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぶねえぞ!」と叫びざま、彼は力限りに鉄槓を振りかぶって、哀れな馬に打ちおろした。当たりははずれて砕けた。
アイINAイナって聞くと毛唐けとうの高級船員なんかふるえ上るんだそうです。乗ったら最後どんな船でも沈めるってんでね。……だから今度はこのアラスカ丸があぶねえってんで、大変な評判ですがね。
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
……だがね「爺つあん」実の所はね、紫錦さんは浮雲あぶねえんだよ」
大捕物仙人壺 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「あ、浮雲あぶねえ!」
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)