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あやうき
ふりがな文庫
“あやうき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
危
33.3%
危急
33.3%
危難
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
危
(逆引き)
どうせ一度は
捨小舟
(
すておぶね
)
の寄辺ない身に成ろうも知れぬと兼て覚悟をして見ても、
其処
(
そこ
)
が
凡夫
(
ぼんぶ
)
のかなしさで、
危
(
あやうき
)
に慣れて見れば苦にもならず
宛
(
あて
)
に成らぬ事を宛にして、文三は今歳の暮にはお袋を引取ッて
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
あやうき(危)の例文をもっと
(1作品)
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危急
(逆引き)
『でも、あの
樣
(
やう
)
に
澤山
(
たくさん
)
乘
(
の
)
つては
端艇
(
たんてい
)
も
沈
(
しづ
)
みませうに。』といふ、
我身
(
わがみ
)
の
危急
(
あやうき
)
をも
忘
(
わす
)
れて、
却
(
かへ
)
つて
仇
(
あだ
)
し
人
(
ひと
)
の
身
(
み
)
の
上
(
うへ
)
を
氣遣
(
きづか
)
ふ
心
(
こゝろ
)
の
優
(
やさ
)
しさ、
私
(
わたくし
)
は
聲
(
こゑ
)
を
勵
(
はげ
)
まして
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
あやうき(危急)の例文をもっと
(1作品)
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危難
(逆引き)
父を
哀
(
かな
)
しと思えば、恋しきは良人武男。旅順に父の
危難
(
あやうき
)
を助けたまいしとばかり、後の消息はたれ伝うる者もなく、思いは飛び夢は通えど、今はいずくにか居たもうらん。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
あやうき(危難)の例文をもっと
(1作品)
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