“貴兄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あなた50.0%
きけい50.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『さうぢや無いんですけど。』と繰返して、『どう貴兄あなたの居るうちに、何とか決めなけやならない事よ。』
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
『さうぢや無いんですけど。』と繰返して、『どう貴兄あなたの居る間に、何とかめなけやならない事よ。』
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
『今日随分長く学校に被居いらしつたわね。貴兄あなた智恵子さんに逢つたでせう?』
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
『今日隨分長く學校に被居いらしたわね。貴兄あなた智惠子さんに逢つたでせう?』
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
とく貴兄きけいたいしては……とおもむきであつた。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
以手紙てがみをもつて申上候貴兄きけい彌々いよ/\安全あんぜん醫業いげふ被成なされ目出度めでたくぞんじ奉つり候然れば此方このはう八年まへ近邊きんぺんよりの出火しゆつくわにて家財道具を燒失ひ其上旱損かんそん昨年は水難すゐなんにて段々だん/\年貢未進に相成候處當年は是非ぜひ皆納かいなふ致し候樣村役人衆より嚴敷きびしき沙汰さたに候得共種々しゆ/″\打續ての災難さいなんゆゑ當惑致し居候處娘文事孝心により身を賣其金子にて年貢ねんぐ不足ふそく皆納かいなふいたし候樣申呉候間甚はだ以て不便ふびんの至りには候へ共ほかに致し方も無之これなくよんどころなくふみうり申度存じ候之に依て近日召連めしつれ出府致し候間いづれへ成共御世話被下度せわくだされたく此段御相談さうだん申上奉つり候なほ委細ゐさい拜顏はいがん之上申上べく早々さう/\以上
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)