“被成”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なされ69.2%
なさ15.4%
なさる15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もとよりいやしき身にて候得者さふらへばたとひ御手討に被成なされ候とも何かは苦しかるべきに、一命をお助け被下くだされし上は、かばかりの傷は物の数にても候はず
御国許おくにもと電報でんぱうをお被成なさりましては如何いかゞでござりませう。』と枕許まくらもとすはつてました。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
お嬢さんがすがりついて留めてたがね。へッ被成なさるもんだ、あの爺をかばう位なら、おいら頬辺ほっぺたぐらい指でつついてくれるがい、と其奴がしゃくに障ったからよ。
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)