“可被成”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なさるべく87.5%
なさるべき12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しそれも許して置いた処で「雲かかる」といへば一片の雲と見ゆる処いと可笑おかしく候。試みにこの歌の景を想像可被成なさるべく候。
人々に答ふ (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
しかし少しにても経済的のことならば改むるにはばからずそれらは御考にて如何様いかようとも可被成なさるべく候。ただ隔月刊行の事は小生絶対的反対に有之候。隔月にするようならば廃刊のまさるにかずと存候。
子規居士と余 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
奥方も御同列にて御入おんいりありしが、瑞雲院様愚老を側近くお呼び被成なされ不便ふびんなれ共それがし今宵汝が首を所望致すぞと仰せられ、既にお手討にも可被成なさるべき御様子也