“御入”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おんいり45.5%
おんい36.4%
おいり9.1%
おはい9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奥方も御同列にて御入おんいりありしが、瑞雲院様愚老を側近くお呼び被成なされ不便ふびんなれ共それがし今宵汝が首を所望致すぞと仰せられ、既にお手討にも可被成なさるべき御様子也
世に生業なりはひも数多く候に、優き優き御心根にもふさはしからぬやうの道に御入おんい被成候なされさふらふまでに、世間は鬼々おにおにしく御前様おんまへさまを苦め申候まをしさふらふか。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
伴「初めましてお目通りを致します、わたくしは関口屋伴藏と申します者、今日こんにちは早速の御入おいりで誠に御苦労様に存じまする」
「病院へ御入おはいりになって」
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)