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御入
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おんいり
ふりがな文庫
“
御入
(
おんいり
)” の例文
奥方も御同列にて
御入
(
おんいり
)
ありしが、瑞雲院様愚老を側近くお呼び
被成
(
なされ
)
、
不便
(
ふびん
)
なれ共
某
(
それがし
)
今宵汝が首を所望致すぞと仰せられ、既にお手討にも
可被成
(
なさるべき
)
御様子也
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「文久癸亥三月四日
暁
(
あかつき
)
寅時
(
とらのとき
)
、大津御旅館御発駕、(中略)三条大橋御渡、三条通より室町通へ上り、二条通を西へ、御城大手御門より中御門へ
御入
(
おんいり
)
、御玄関より御上り」
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
以て主人小兵衞儀は仕入方に
參
(
まゐ
)
り候間何日
頃
(
ごろ
)
罷
(
まか
)
り歸り申べくや程合も計り
難
(
がた
)
く候に付先々御歸りありて四五日も
立
(
たち
)
候はゞ又々
御入
(
おんいり
)
下さるべしと云せければ三吉は是を聞て
腹
(
はら
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
黙って敏活の気の
溢
(
あふ
)
れた目に、大空を見ておわした姫様は、これに
頷
(
うなず
)
いて
御入
(
おんいり
)
があろうとする。道はもとより、
馬丁
(
べっとう
)
義作続いて島野まで、長いものに巻かれた形で、
一群
(
ひとむれ
)
になって。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ごく気の
軽
(
かろ
)
き御前にて、案内も
請
(
こ
)
わで御意のまま木戸口より
御入
(
おんいり
)
ある。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“御入”で始まる語句
御入来
御入用
御入來
御入洛
御入内
御入下
御入寂
御入輿
御入水
御入国