“なんじふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
難渋60.0%
難澁30.0%
何十10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひどく降(ふ)るな、久(ひさ)しいあとに親父(おやぢ)が身延山(みのぶさん)へ参詣(さんけい)に行(い)つた時にやつぱり雪の為(た)めに難渋(なんじふ)して木の下で夜(よ)を明(あか)したとのことだがお祖師様(そしさま)の罰(ばち)でもあたつてゐるのかしら
それも一(ひと)つだが、其(そ)の當時(たうじ)は、今(いま)も大錢(たいせん)お扱(あつか)ひの方(かた)はよく御存(ごぞん)じ、諸國(しよこく)小貨(こまかい)のが以(もつ)てのほか拂底(ふつてい)で、買(かひ)ものに難澁(なんじふ)一方(ひとかた)ならず。
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
何(なん)だか此池(このいけ)を仕切(しき)つた屋根(やね)のあたりで頻(しきり)に礫(つぶて)を打(う)つやうな音(おと)がしたが、ぐる/\渦(うづ)を卷(ま)いちやあ屋根(やね)の上(うへ)を何十(なんじふ)ともない礫(つぶて)がひよい/\駈(か)けて歩行(ある)く樣(やう)だつた。
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)