気にいらない鉛筆きにいらないえんぴつ
次郎さんはかばんを下げて、時計を見上げながら、 「おお、もうおそくなった。はやく、そういってくれればいいのに、なあ。」と、お母さんや女中に小言をいいました。 「毎朝、ゆけと注意されなくても、自分で気をつけるものですよ。」と、お母さんは、おっ …
作品に特徴的な語句
うえ 前垂まえだ かど あたら 小刀こがたな 外出がいしゅつ ぼっ 野路のみち ひら おと ひか なか さき にお 無理むり かんが うつく こた 筆入ふでい わたし しろ 留守るす 田舎いなか 花壇かだん わた なみだ 注意ちゅうい 毎朝まいあさ 青々あおあお ぜに 鉛筆えんぴつ おく かえ はし かぜ あか 脊高せいたか むぎ 見上みあ 花弁はなびら はな 自分じぶん 小言こごと うち 学校がっこう じょう いもうと 女中じょちゅう はたけ くに やま おな 午後ごご 勝手かって けず 光子みつこ にい 元気げんき ぼく 仕事しごと 次郎じろう つくえ 本屋ほんや 時計とけい はる ひろ かあ かな こい おも おこ ねん あと にわ かえ