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差掛
ふりがな文庫
“差掛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さしかか
35.3%
さしかゝ
29.4%
さしかけ
23.5%
さしか
5.9%
さしかかり
5.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしかか
(逆引き)
屋根船はその間にいつか両国の
賑
(
にぎわい
)
を
漕
(
こ
)
ぎ過ぎて
川面
(
かわもせ
)
のやや薄暗い
御蔵
(
おくら
)
の
水門
(
すいもん
)
外
(
そと
)
に
差掛
(
さしかか
)
っていたのである。燈火の光に代って
蒼々
(
あおあお
)
とした夏の夜の空には
半輪
(
はんりん
)
の月。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
差掛(さしかか)の例文をもっと
(6作品)
見る
さしかゝ
(逆引き)
申
掛
(
かけ
)
甚だ
難澁
(
なんじふ
)
仕つり一命にも及ばんとなす
機
(
をり
)
是なる藤八
身延
(
みのぶ
)
山
參詣
(
さんけい
)
の歸り掛け幸ひ其處へ
差掛
(
さしかゝ
)
り私し
難儀
(
なんぎ
)
の體を見兼右の三人を
片端
(
かたはし
)
より
擲
(
たゝ
)
き
倒
(
たふ
)
して私しを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
差掛(さしかゝ)の例文をもっと
(5作品)
見る
さしかけ
(逆引き)
墓参の帰り道、ピニャルーの市場をのぞくと、
差掛
(
さしかけ
)
の
陶物屋
(
すえものや
)
で「蓮華王」と「清香真壺」を見つけた。
呂宋の壺
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
差掛(さしかけ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
さしか
(逆引き)
茶店といつても
型
(
かた
)
ばかりのもので、大きい
榎
(
えのき
)
の
下
(
した
)
で
差掛
(
さしか
)
け同様の店をこしらへて、
往来
(
ゆきき
)
の旅人を休ませてゐた。店には秋らしい柿や栗がならべてあつた。
小夜の中山夜啼石
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
差掛(さしか)の例文をもっと
(1作品)
見る
さしかかり
(逆引き)
当国の風俗は万事に
差掛
(
さしかかり
)
たる事なく、人の音声も下音に
上調子
(
うわちょうし
)
なることなし。人に応ずるにも一思案して答える風なり。互に人だのみにして遠慮過ぎたり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
差掛(さしかかり)の例文をもっと
(1作品)
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差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“差掛”で始まる語句
差掛屋根
検索の候補
差掛屋根
“差掛”のふりがなが多い著者
ニコライ・セミョーノヴィチ・レスコーフ
徳富蘇峰
邦枝完二
押川春浪
与謝野寛
アントン・チェーホフ
作者不詳
内田魯庵
三遊亭円朝
泉鏡花