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『小夜の中山夜啼石』
ふりがな文庫
『
小夜の中山夜啼石
(
さよのなかやまよなきいし
)
』
秋の末である。遠江国日坂の宿に近い小夜の中山街道の茶店へ、ひとりの女が飴を買ひに来た。 茶店といつても型ばかりのもので、大きい榎の下で差掛け同様の店をこしらへて、往来の旅人を休ませてゐた。店には秋らしい柿や栗がならべてあつた。そのほかにはこ …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「婦人倶楽部」1923(大正12)年7月号
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
恐
(
おそら
)
出
(
いだ
)
化
(
け
)
危
(
あやぶ
)
女
(
め
)
欠
(
かか
)
詳
(
つまび
)
代
(
よ
)
奉
(
たてま
)
差掛
(
さしか
)
証
(
しょう
)
距
(
はな
)
人
(
びと
)
出
(
い
)
刷
(
ずり
)
喞
(
ふく
)
彼女
(
かれ
)
或
(
あるい
)
止
(
と
)
深
(
ふ
)
然
(
そ
)
饗
(
もてな
)
下
(
くだ
)
主人
(
しゅじん
)
云々
(
しかじか
)
仇
(
かたき
)
型
(
かた
)
奇
(
き
)
家
(
いえ
)
宿
(
しゅく
)
尾
(
お
)
已
(
すで
)
役
(
えき
)
往来
(
おうらい
)
後
(
のち
)
怪
(
あや
)
承久
(
しょうきゅう
)
折々
(
おりおり
)
斯
(
こ
)
更
(
さら
)
点
(
とも
)
現
(
げん
)
町
(
ちょう
)
経
(
へ
)
習
(
ならい
)
腹
(
はら
)
茶亭
(
ちゃてい
)
落
(
おと
)
葬
(
ほうむ
)
賤
(
しず
)
身長
(
みのたけ
)
間
(
あいだ
)
関
(
せき
)
一文
(
いちもん
)
上
(
のぼ
)
下
(
した
)
不図
(
ふと
)
中山
(
なかやま
)
主人
(
あるじ
)
亡婦
(
ぼうふ
)
人家
(
じんか
)
今日
(
こんにち
)
仕業
(
しわざ
)
仕舞
(
しま
)
会釈
(
えしゃく
)
何
(
ど
)
供
(
とも
)
俄
(
にわか
)
僅
(
わず
)
元弘
(
げんこう
)
兎
(
と
)
児
(
こ
)
其処
(
そこ
)
内
(
うち
)
内所
(
ないしょ
)
冥利
(
みょうり
)
出家
(
しゅっけ
)
利
(
き
)
割
(
さ
)
化身
(
けしん
)
原
(
はら
)
取除
(
とりの
)
古来
(
こらい
)
古跡
(
こせき
)
叮嚀
(
ていねい
)
命
(
いのち
)
唯
(
ただ
)
啼
(
な
)
埋
(
うず
)
堀
(
ほり
)
境内
(
けいだい
)
変化
(
へんげ
)
夜啼
(
よなき
)
大要
(
たいよう
)
女犯
(
にょぼん
)
婦
(
おんな
)
宜
(
よろ
)
宿
(
やど
)
寺中
(
じちゅう
)
寺僧
(
じそう
)