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寺中
ふりがな文庫
“寺中”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じちゅう
63.6%
じちう
9.1%
ぢちう
9.1%
てらうち
9.1%
ジチユウ
9.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じちゅう
(逆引き)
旅棺というのは、旅さきで死んだ人を棺に
蔵
(
おさ
)
めたままで、どこかの
寺中
(
じちゅう
)
にあずけておいて、ある時期を待って故郷へ持ち帰って、初めて葬を営むのである。
世界怪談名作集:18 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
瞿佑
(著)
寺中(じちゅう)の例文をもっと
(7作品)
見る
じちう
(逆引き)
此
(
こ
)
の
寺中
(
じちう
)
に
又
(
また
)
一
(
ひと
)
ツの
小堂
(
せうだう
)
あり。
俗
(
ぞく
)
に
甲胄堂
(
かつちうだう
)
といふ。
甲冑堂
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
寺中(じちう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぢちう
(逆引き)
其頃岡崎から
程近
(
ほどちか
)
い
黒谷
(
くろたに
)
の
寺中
(
ぢちう
)
の
一室
(
ひとま
)
を借りて
自炊
(
じすゐ
)
し、
此処
(
こヽ
)
から六条の
本山
(
ほんざん
)
に
通
(
かよ
)
つて
役僧
(
やくそう
)
の
首席
(
しゆせき
)
を勤めて居たが、亡くなつた道珍和上とも
知合
(
しりあひ
)
であつたし、
然
(
さ
)
う云ふ
碩学
(
せきがく
)
で
本山
(
ほんざん
)
でも
幅
(
はば
)
の
利
(
き
)
いた
和上
(
わじやう
)
を
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
寺中(ぢちう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
てらうち
(逆引き)
彼らは本国寺の
寺中
(
てらうち
)
へ入って行くから、兵馬は寺の門を
潜
(
くぐ
)
らず、しばらく遠のいて、門の中を見張っていると、ほどなく井村と新参の浪士と二人は面の
相好
(
そうごう
)
を崩して門を出て来ましたが
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
寺中(てらうち)の例文をもっと
(1作品)
見る
ジチユウ
(逆引き)
日は仲春、空は雨あがりの、
爽
(
サワ
)
やかな朝である。
高原
(
カウゲン
)
の寺は、人の住む所から、
自
(
オノヅカ
)
ら遠く建つて居た。
唯凡
(
タダオヨソ
)
、百人の僧俗が、
寺中
(
ジチユウ
)
に起き伏して居る。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
寺中(ジチユウ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“寺中”の意味
《名詞》
寺 中(じちゅう)
寺の境内のこと。
塔頭(たっちゅう)のこと。
(出典:Wiktionary)
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“寺”で始まる語句
寺
寺院
寺内
寺泊
寺男
寺詣
寺町
寺島
寺門静軒
寺奴
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与謝野寛
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中里介山
泉鏡太郎
岡本綺堂
永井荷風
泉鏡花
折口信夫