“臨済寺中秋寂寞”の読み方と例文
読み方割合
りんざいじちゅうしゅうじゃくまく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後で思えば、その頃から彼の老病はかなりあつかったのであろう。その夜を最後に、雪斎はふたたび土を踏まなかった。臨済寺中秋寂寞りんざいじちゅうしゅうじゃくまく、ひとりの高僧はひそと死んだ。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)