“陰々寂寞”の読み方と例文
読み方割合
いん/\せきばく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の中(うち)上野の夜(よ)の八ツの鐘(かね)がボーンと忍(しのぶ)ヶ岡(おか)の池に響き、向(むこう)ヶ岡(おか)の清水の流れる音がそよ/\と聞え、山に当る秋風の音ばかりで、陰々寂寞(いん/\せきばく)世間がしんとすると
陰々寂寞(いん/\せきばく)と世間が一体にしんと致しましたから、此の時は小声で話をいたしても宜(よ)く聞えるもので、蚊帳の中(うち)で伴藏が、頻りに誰(たれ)かとこそ/\話をしているに、女房は気がつき、行灯(あんどう)の下影(したかげ)から