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中秋
ふりがな文庫
“中秋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちゅうしゅう
75.0%
なかあき
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちゅうしゅう
(逆引き)
空には
中秋
(
ちゅうしゅう
)
の月が
冴
(
さ
)
えて、氷のような月光が独り地上を照らしている。ここに考えることは人生への或る涙ぐましい思慕の情と、或るやるせない
寂寥
(
せきりょう
)
とである。
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
四十歳ぐらいの主人がにこにこしながらはいって来て、今夜は
中秋
(
ちゅうしゅう
)
であるから皆さんを招待したいという。私たちは勿論承知して、今夜の宴に招かれることになった。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
中秋(ちゅうしゅう)の例文をもっと
(3作品)
見る
なかあき
(逆引き)
掛
(
かけ
)
て
上
(
あげ
)
なと言れてハイと答へなし
勝手口
(
かつてぐち
)
より立出るは娘なる
可
(
べ
)
し
年齡
(
としのころ
)
まだ十七か十八
公
(
こう
)
松
(
まつ
)
の常磐の
色
(
いろ
)
深
(
ふか
)
き緑の髮は
油氣
(
あぶらけ
)
も拔れど
脱
(
ぬけ
)
ぬ
天然
(
てんねん
)
の
美貌
(
びばう
)
は彌生の花にも増り又
中秋
(
なかあき
)
の
新月
(
にひづき
)
にも
劣
(
おとら
)
ぬ程なる一個の
佳人
(
かじん
)
身には
栲
(
たへ
)
なる
針目衣
(
はりめぎぬ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
中秋(なかあき)の例文をもっと
(1作品)
見る
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
秋
常用漢字
小2
部首:⽲
9画
“中秋”で始まる語句
中秋月夜
検索の候補
中秋月夜
乙丑中秋後
斑女閨中秋扇色
臨済寺中秋寂寞
中村秋香
秋中
秋色中
中村秋塘
此秋中迄
就中断腸是秋天
“中秋”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
作者不詳
萩原朔太郎
岡本綺堂