差掛さしか)” の例文
茶店といつてもかたばかりのもので、大きいえのきした差掛さしかけ同様の店をこしらへて、往来ゆききの旅人を休ませてゐた。店には秋らしい柿や栗がならべてあつた。
小夜の中山夜啼石 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)