“毛色”の読み方と例文
読み方割合
けいろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もとは、きれいな毛色けいろであったのが、このごろは、どこへでもはいるのでよごれて、まことにみすぼらしい姿すがたとなってしまいました。
ねこ (新字新仮名) / 小川未明(著)
わたしばうやはね、ひづめが二つにれてゐて、毛色けいろはぶちでつぽもちやんとついてゐて、わたしぶときは、もう/\つて可愛かあいこゑびますよ。」
お母さん達 (旧字旧仮名) / 新美南吉(著)
これと處を同じうせるものとともに昇りつゝありき、されば時の宜きとの麗しきとは毛色けいろはなやかなるこの獸にむかひ
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)