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旬日
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じゅんじつ
ふりがな文庫
“
旬日
(
じゅんじつ
)” の例文
しかし、背後より迫ってきた部隊に退路を要撃されることによって、その逃亡は絶望となった。既に十二月に入って
旬日
(
じゅんじつ
)
が過ぎていたのである。
霧の蕃社
(新字新仮名)
/
中村地平
(著)
今まさに
旬日
(
じゅんじつ
)
の後に選挙が行われて、今全国は選挙の競争が盛んに起っておる時でありますのであります。
憲政に於ける輿論の勢力
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
またむかし
武田勝頼
(
たけだかつより
)
が
三河
(
みかわ
)
の
長篠城
(
ながしのじょう
)
を囲み、城中
食
(
しょく
)
尽
(
つ
)
きもはや
旬日
(
じゅんじつ
)
を支え得なかった時、
鳥居強右衛門
(
とりいすねえもん
)
が
万苦
(
ばんく
)
を
冒
(
おか
)
して重囲を
潜
(
くぐ
)
り、
徳川家康
(
とくがわいえやす
)
に
見
(
まみ
)
えて救いを乞い
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
木村項
(
きむらこう
)
の発見者
木村
(
きむら
)
博士の名は驚くべき速力を以て
旬日
(
じゅんじつ
)
を出ないうちに日本全国に広がった。
学者と名誉
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「では都へでも
旬日
(
じゅんじつ
)
のまに行ってまた、すぐ還って来られますな。それは奇妙な
重宝者
(
ちょうほうもの
)
」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「では行って来ます。吉報は
旬日
(
じゅんじつ
)
のまにお耳に入りましょう。おさらば」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これに反して総選挙は今や
旬日
(
じゅんじつ
)
の間に迫って来た。
選挙人に与う
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
“旬日”の意味
《名詞》
10日(ほど)の期間。
(出典:Wiktionary)
旬
常用漢字
中学
部首:⽇
6画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“旬日”で始まる語句
旬日前