“火浣布”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かかんぷ71.4%
くわくわんふ28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「医書、儒書会読講釈」の看板を掛け、この方の弟子だけでもおよそ二百人。諸家しょけの出入やら究理機械の発明、薬草の採集に火浣布かかんぷの製造、と寸暇もない。
平賀源内捕物帳:萩寺の女 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
それは合羽じゃ、長合羽じゃ! 平賀源内の発明にかかわる、火浣布かかんぷ羅紗ラシャ)でこしらえた雨よけ合羽じゃ。
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
しかるに我国かつて火浣布くわくわんふつくるのいしさんす、そのる所は、○金城きんじやう山○巻機まきはた山○苗場なへば山○八海山はつかいさんその外にもあり。その石軟弱やはらかにしてつめをもつてもおかすべきほどのやはらなる石なり。
しかるに我国かつて火浣布くわくわんふつくるのいしさんす、そのる所は、○金城きんじやう山○巻機まきはた山○苗場なへば山○八海山はつかいさんその外にもあり。その石軟弱やはらかにしてつめをもつてもおかすべきほどのやはらなる石なり。