“甞(なめ)” の例文
よしや此恋諏訪(すわ)の湖(うみ)の氷より堅くとも春風のぼや/\と説きやわらげ、凝りたる思(おもい)を水に流さし、後々の故障なき様にせではと田原は笑顔(えがお)あやしく作り上唇(うわくちびる)屡(しば)甞(なめ)ながら、それは一々至極の御道理
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)